謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
2018年、三和交通は69歳となります。東京都内のタクシー会社のなかでも老舗中の老舗でございますが、常に新しいことにチャレンジしてまいりました。昨年も、FM放送局「J-WAVE」とのタイアップ企画や2年目となる新卒採用、クリスマスラッピング車両の運行など、企業理念である「笑顔と感謝をはこぶタクシーカンパニー」実現のために走り続けてまいりました。
三和交通では、毎年、スローガンとなる漢字一字を定めておりますが、今年2018年は「守」という漢字を定めました。
この「守」という漢字、「守りに入る」というニュアンスではなく
・接客技術の向上と共に、無事故を目指しお客様や歩行者・自転車等を「守る」
・交通規範を遵守し、乗務員自身の免許証を「守る」
・企業コンプライアンスへの厳しい視線や「働き方改革」加速の時勢を受け、道路運送法・労働基準法などの法規制、ならびに社内規定を厳格に「守る」
といった意味合いを込めております。
「戌年」は十二支で11番目となる干支で、季節でいうと晩秋に例えられる干支です。
昨年の酉年は10月に当たり作物を収穫する時期、今年の戌年は次の季節に向けて準備をする年となり、ある意味「守」がテーマとなる年とも言えるかもしません。しかし、昨今の激しい環境の変化に対応していくためには守るだけでなく、時勢に対応した攻めの姿勢も不可欠のものといえるでしょう。
今年2018年は、公共交通機関の一端を担う企業として、社内的には「守」を金科玉条とし、社外的には攻めのツールとしての新型車両導入や新商品開発、若年者乗務員の採用などを積極的に進めてまいります。