三和交通乗務社員の皆様
コロナ禍のもと日々懸命に乗務いただき、誠にありがとうございます。
弊社としては、日々の営業データや都内感染状況、乗務社員皆様の心の健康等を鑑み、昨年7月以降は休業せず通常営業を行ってまいりました。その甲斐あって、輸送実績もkmグループの中でトップクラスとなっておりました。
しかしながら、令和3年1月7日に政府より発出された緊急事態宣言発令により市場は著しく冷え込んでおり、期間を限定しての一部休業体制をとることといたしました。ただし、昨年のような「全休」は行わず、規定乗務数の削減を行うことといたします。休業いただいた分には、休業手当を支給いたします。
全休せず一部休業とした背景には、
「利用者と乗務員の感染防止対策を一層徹底するとともに、需要の変動等に応じた適正な供給体制の構築」をするよう関東運輸局から通達があったこと、また昨年の緊急事態宣言時と違い昼夜ともに一定の人の流れが見られること、更には他タクシー各社の休業状況などがございます。

「公共輸送エッセンシャルワーカー」としてのタクシーの責務と、緊急事態宣言下での三和交通各乗務社員の収入確保の両立をメインテーマに、この対策計画を練り上げました。


休業の具体的内容
  1. 期間
    令和3年1月16日~令和3年2月14日(緊急事態宣言の期間によっては変更あり)
  2. 休業内容
    日勤ベースで正社員・嘱託は12日間、定時制は8日間の休業。つまり、規定出番(出勤)数はそれぞれ10日と8日となります。
  3. 休業日の乗務、公出
    休業日に休業せず、乗務することも可能です。また、22日を超えての勤務は2日まで公出として認められます。
  4. 休業補償額
    算定は令和2年10月、11月、12月分の3か月の平均から算出します。(休業補償に関する具体的な計算書は、乗務社員各自ごとに別途発行いたします)
  5. その他
    試採用者・計算不能の方は別途規定による計算となります。
休業補償に関する具体的な計算書は、乗務社員各自ごとに別途発行いたします。
 
前回の緊急事態宣言時同様、勤務シフトの変更や出庫時間の変更には柔軟に対応いたします。どんなことでもご相談ください。会社としても、資金繰りなどに注力し、皆様の「働く場所」の確保に全力を挙げていきます。
これから気温が上がる時期になれば感染者数の減少が期待できます。また、ワクチン開発も進んでいます。コロナ禍がひと段落すれば、kmのブランド力を最大限に生かした「稼げる三和交通」が必ず戻ってくるものと確信しております。非常に厳しい日々が続きますが、全社一丸で乗り越えて明るい春を迎えましょう!
 
【最後に】
休業中の過ごし方について、私からお願いがあります。休業中どうしても運動不足になりがちですが、できるだけ体を動かすようにしてください。特にウオーキングやジョギングなどの有酸素運動を行うことは代謝を⾼め、⼆次健康被害を防ぐ上で効果があります。適度に体を動かし、心身とも健康を目指しましょう。(あ、もちろん、屋外での運動の際にもマスク着用とソーシャルディスタンスの確保は忘れないようにしてくださいね)
そんな意味もこめて、今回はジョギング中の私の写真を添えさせていただきました!
 
令和3年1月22日
三和交通株式会社
代表 太田祥平